Google Analytics で「年齢」「性別」「興味・関心」を見るための初期設定- Webサイト管理のHow to -
※この記事は2019.05.17に書かれた記事です。

男女比や年齢層もグラフで一目でわかります
Webサイトの管理には、もはや「欠かせない」と言っても過言ではない「Google Analytics(Googleアナリティクス)」。
設置するだけでも「アクセス数」「ユーザー数」などの基本情報はわかりますが、ボタン一つで取得できる情報を大幅に増やすことができるのをご存知でしょうか。
今回は、Google Analytics で「ユーザー属性とインタレストカテゴリに関するレポート」をONにする方法をご紹介します。
「ユーザー属性とインタレストカテゴリに関するレポート」とは?
簡単に言うと、ユーザーのおおよその年齢や性別、興味・関心・購買意欲の高いジャンルなどを収集する機能のことです。
「このサイトには何歳くらいの人が来ているの?」
「このサイトにはどの性別の人が多く来ているの?」
「このサイトに来ている人はどんなことに興味があるのかな?」
といった情報がわかります。
「ユーザー属性とインタレストカテゴリに関するレポート」の設定方法
「ユーザー属性とインタレストカテゴリに関するレポート」は、ボタン一つで設定できるので、Google Analytics 導入時に一緒に設定してしまうのがおすすめです。
Webサイトのプライバシーポリシーの編集が求められます
この機能を「有効化」すると、Google Analytics の「広告レポート機能」がONになります。
「広告レポート機能」を使う場合は、Google 側から「Webサイト上でデータの収集および Google との情報共有をしていること」を閲覧者に開示するよう求められています。
簡単に言えば「Webサイトのプライバシーポリシー(など)に書くべきことが増えますよ」ということです。
詳細はGoogleの公式「Google アナリティクスの広告向け機能に関するポリシー」をご確認ください。
年齢、性別、興味関心などが見れるようになります。
ある程度データがたまってくると、「有効化」する前までは知ることのできなかった、ユーザー属性を知ることができるようになります。
Google Analytics のユーザー属性は、参考程度の情報として
ただし、このユーザー属性の情報は、GoogleがブラウザやGoogleアカウントの利用状況から予測した情報なので、100%正しいとは限らない点に注意が必要です。
例えば「親からスマートフォンを借りて見ているお子さま」だったり「パソコンが家に一台しかなく家族共有で使っている」場合などは、ユーザー=閲覧者にはなっていません。
また、ブラウザのCookieを無効にするなどして情報取集を拒んでいるユーザーの属性を判断することはできないので、訪問者全員の属性を集計しているとは限りません。
ですが、おおよその参考数値としては役に立つ情報であることに変わりありません。
必要に応じてONにすることで、ぜひWebサイトの解析にお役立てください。
上手く機能がONにできなかったり、プライバシーポリシーの設置・変更でお困りのお客様は、お気軽にマーケティングプラスのサポート担当までご連絡を頂ければと思います。
設定や更新のお手伝いをさせていただきます。
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