Webサイトを常時SSL対応(https)したらするべき、Google Analytics の設定変更- Webサイト管理のHow to -
※この記事は2019.09.04に書かれた記事です。

SSL非対応の場合「保護されていない」という警告表示が出ます。
最近、常時SSL対応(サイト全体がhttps)をするサイトが急速に増えています。SSL対応をしていないと、ブラウザに警告が出るようになったというのも一因かも知れません。
常時SSL対応をした場合、忘れがちなのがGoogle Analytics と Google Search Console の設定変更です。
今回はグーグルアナリティクスの設定変更についてお知らせします。
Google Analytics の設定を変更しても、数値はリセットされない
アナリティクスの設定を「http」から「https」に変更しても、これまでのアクセス数のカウントや、コンバージョン数はリセットされません。
これまでの計測に引き続きの形で計測されていきますので、安心して変更していただいて大丈夫です。
※2019年8月時点での仕様の場合
Google Analytics の「管理(歯車マーク)」から設定を変更できます
アナリティクスの設定変更を忘れると「あれ、なんだかGoogle Analytics の計測がおかしいぞ……?」という事態が起きてしまいかねません。
常時SSL化にあたって、アナリティクスの設定が必要なのはたったの2か所なので、早速変更していきたいと思います。
まずはGoogle Analytics をブラウザで開いて、左側のメニューの一番下にある「管理(歯車マーク)」を押して管理画面を開くところからスタートです。
①プロパティ設定の「デフォルトのURL」
管理画面を開いたら「プロパティ」のブロックから「プロパティ設定」というボタンを探します。
クリックすると設定項目が開くので、その中にある「デフォルトのURL」の左側にある「http://」をクリックして、「https://」に変更してください。
設定が終わったら一番下の保存ボタンを押して変更を反映します。
②ビューの設定の「ウェブサイトのURL」
開いている管理画面の「ビュー」のブロックから「ビューの設定」というボタンを探します。
クリックすると設定項目が開くので、その中にある「ウェブサイトの URL」の左側にある「http://」をクリックして、「https://」に変更してください。
設定が終わったら一番下の保存ボタンを押して変更を反映します。
Google Analytics の設定は以上で終了です
アナリティクスの常時SSL対応は、これだけで終了です。
なお、もし、サーチコンソールを入れている場合は、サーチコンソールの設定変更も必要になるので、この機会に合わせて設定を変更するのがおすすめです。
念のため、SSL化に伴うサイトの不具合の有無の確認や、アナリティクスの動作確認のために、設定後数日間はいつもよりもGoogle Analytics を念入りにチェックするとより安心できると思います。
もし「上手く設定画面が見つけられない」「切り替えたいのに切り替えられない……」などのお悩みがあるお客様がいらっしゃいましたら、マーケティングプラスのサポート担当までご連絡をいただければ、設定のサポートをさせていただきます。
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