SEOは死んだ?! - SEO対策 -
※この記事は2018.11.07に書かれた記事です。
Googleは、インターネット検索において、独占的な存在です。
ウェブ検索の90%以上のボリュームを占めていると言われています。
検索エンジン=Googleと言ってもいいかもしれません。
SEO界隈では、近年、気になるトレンドが表れています。
2016 年と比較でも、 2018 年は、モバイル検索のオーガニック検索の CTR は 20 %も減少しています。
代わりにどの検索結果もクリックしないケースが増えています。
検索エンジンにも自社サイトから外部サイトへのアクセスを防ぐ傾向が見え始めていると言われています。
ローカル検索結果では、次のような「あるある」が、頻繁に見られます。
・クリックしても、企業などの固有のサイトには行かない。かわりに Google マップ(Google マイビジネス)のビジネス情報が表示される。
・動画検索では YouTube 動画ばかりが表示される。
・航空会社名をクエリに含めても、フライト検索の結果が、実際の航空会社のページよりも上に出てくる。
もちろん自社サイトから外部サイトへのアクセスを防ぐ傾向にあるのは Google だけではありません。
Facebook や Instagram も同じです。Twitter や LinkedInも外部リンクがない投稿を優先表示しようとしていると言われています。
検索エンジンですら囲い込みを行おうとしている時代に自社サイトを作り、SEOを狙うことは意味があるのでしょうか?
大きいものの力には勝てない。
「SEOは死んだ」という言葉は、そんな時代背景がつぶやかせているのかもしれません。
ただSEOは死んではいません。
WEBサイトをつくる意義が失われることはないでしょう。
わたしたちはそう考えています。
WEBサイトには存在すべき理由があり、検索エンジンはWEBサイトなくして成長し続けることはできないからです。
WEBサイトが情報を与えない限り、検索結果には「404 Not Found」や「お探しのページは見つかりませんでした」が表示されるだけです。
検索エンジンが探せない情報をいくらWEBサイトに載せても、アクセスは増えません。サイトと検索エンジンはお互いを補完し合う存在であることは、いまも変わっていません。
それに、たとえ少なくなったとはいえ、Google(やほかのプラットフォーム)は、トラフィック(流入)を送ってくれます。
その流入を最大限に利用すれば、この先、WEBからの新規ユーザーの獲得がさらに困難になったとき、すくなくとも競合の先には行っているはずです。
キーワード調査ツールで、競合とバッティングしない、ロングテールキーワードを軸にしたコンテンツマーケティングを行うことも有益です。 いろいろな側面から自社を見直す良いきっかけにもなります。
ブランディング構築に賭けてみるのも一つの方法です。ブランド検索だけは Google は防ぐことはできないからです。指名検索での表示に成功すれば、ブランド検索からのトラフィックを増やすことは可能です。
SEOが困難になった時代でも、SEO対策には、まだ可能性が残されています。
これからも、私たちは、みなさまのビジネス、商品、サービス、企画のすばらしさを、世界中に伝えるお手伝いをさせていただきます。
https://www.suzukikenichi.com/blog/the-future-of-seo-is-on-the-serp/
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